
日常を被写体とした評価用動画像
QT-4000シリーズは、主観評価動画像を使用される評定者の方が日常生活の中で目にするものを被写体として多く採用。フラットパネルディスプレイ・ブルーレイディスクプレーヤーをはじめとする、各種4K映像機器の静止画・動画解像度・コントラスト・階調・色再現などの各評価項目や総合評価を行うことができます。
撮影機材は、4KカメラにはCarl Zeiss製大口径シネレンズMaster Primeを装着したプレミアムシネマカメラ ソニー製F65RSを採用。また、編集工程は非圧縮RGB 4:4:4プロセスで行われており、主観評価映像としては最高峰の画質を実現しています。
100分を超える総合主観評価ライブラリーであり、スタジオ撮影による抽象物やロケーション撮影、コンピューターグラフィックスなどの高画質主観映像(46シーケンス/BGM付)と、カラーバーから動画解像度測定パターンを含むテスト信号(15パターン)が含まれています。
QT-4000シリーズは標準仕様のSDR(Standard Dynamic Range)/BT.709の他、広色域規格ITU-R BT.2020およびHDR(High Dynamic Range)対応シーケンスを用意しています。
HDR(ITU-R BT.2100)方式にはPQ(Perceptual Quantization)とHLG(Hybrid Log- Gamma)の2方式があります。
QT-4000シリーズのすべてのシーケンスがHDR BT.2020に対応していますが、映像の被写体および演出などにより効果が異なることがあります。
Full 4K Computer Graphics (SDR/709, HDR/2020)
QT-4101
フル4K/60p UHDTV コンピューターグラフィックス『ころころ』
日本伝統の鞠が江戸千代紙と漆のきざはしころがりおりる。高質感・長高精細4Kグラフィックス


8K Demonstration (SDR/709, HDR/2020)
QT-8101
フル8K/60p UHDTV コンピューターグラフィックス『ころころ』
このシーケンスはQT-4101と同演出の8K高精細版です。


仕様
QT-4000シリーズ・メディアフォーマット(納品仕様)
Ultra Hi-Definition Reference Software for Professional QT-40000 series | ||
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メディア | Noncompressed | Data Compression |
DPX | XAVC | |
カタログ番号 | QVF-4000-DPX | QVF-4000-XA |
ビット深度 | 10/12-bit | 10-bit |
色深度 | GBR 4:4:4 | YCbCr 4:2:2 |
ビットレート | ― | ~600Mbps |
音声記録 | WAV 24-bit 48kHz | |
解像度/フレームレート | 3,840×2,160 pixel / 60Hz(59.94Hz)(Progressive) |
ダウンロード
※上記は標準納品仕様例です。その他の各種フォーマット等についてはご相談ください。また、仕様は改良のために予告なく変更になることがあります。