FRAシミュレーションによるインピーダンス測定について

SCATの周波数特性は”FROM”の信号をV1、”TO”の信号をV2とすれば、G = V2/V1の周波数特性を計算します。
具体的には
Gain = 20log(10) | V2 / V1| (dB) (Log10の表記です)

Phase = ∠G (度)

と計算します。

従いまして”FROM”をI、”TO”をVとすれば、インピーダンスZ = V / Iの周波数特性が計算できます。

Zの大きさがゲイン(但しdB)でわかり、I, Vの位相差が位相で求められます。

具体的には
|Z| = 10Gain/20 (Ω)

∠Z = Phase (度)

となります。