PVのIV特性取得のため電子負荷を使用する場合の注意点は?

  1. 光源を人工的に確保するためにフラッシュを用いる場合(負荷モードについて)

    光源を実動作に近い形で人工的に用意するのは、PVの効率を考えると電力的にかなり大きなものが必要となります。このためフラッシュを使い瞬間的に光量を上げて計測する場合があります。
    フラッシュを使用した場合、PVには数msec~数10msec程度の間だけ光が当たることになり、この間だけPVから出力されることになります。また、数msecで出力電圧が立ち上がることにもなります。
    この時使用する電子負荷の負荷モードは、CCもしくはCVが考えられますが、CVの場合は応答が数10msec以上と遅いために、フラッシュ点灯の間に収束しない場合があります。このため、こういった用途の場合は、CCモードで計測してください。

  2. 光源を人工的に確保するためにフラッシュを用いる場合(電子負荷について)

    前述したように、フラッシュを使用したPVのI-V特性取得では、電子負荷装置に数msecで立ち上がる電圧が印加されます。弊社LNシリーズでは、このような0Vからの電圧立ち上がりに対しても電流のオーバーシュートが出にくい設計となっております。他社電子負荷装置では問題が発生する場合がありますので注意が必要です。

  3. 開放電圧を測定する場合

    I-V特性を取得する結線のまま開放電圧を測定すると、電子負荷装置のLoadをOffにしても、数mA程度の電流が流れるために正確に計測できない場合があります。開放電圧測定時には、外部の結線を外して測定してください。