front_web
VSA6G2A+hand_web
withcase_web

スペアナもパーソナルユースの時代!

概要

ポケットサイズの高機能スペクトラムアナライザ!

野外でのRF信号のモニタリングやフィールドテスト、通信機器の設置作業に便利に使用できます。
また、小型の電磁界プローブと組み合わせて机上でのEMCテストに最適です。

IoT機器の増える中、室内外でのRF信号のモニタリングやフィールドテスト、あるいは通信機器の設置作業など、様々なシーンで電波の干渉状態調査する機会が増えています。
また、電波障害対策として、開発の初期段階から製品のEMCに対する測定が増えてきています。
もはやスペクトラムアナライザは特殊な測定器ではなく、オシロスコープやDVMの様な身近な測定器の一つになりつつ在ります。
VSA6G2Aは基本的な機能を備え、小型軽量でポータブル且つリーズナブルなスペクトラムアナライザです。
測定範囲は100Hz~6.2GHzと広く、IoTの殆どの帯域をカバーし、WifiやBuletoothはもとより、電磁調理機、モータ、インバータなどから発生する電磁波の測定も可能です。
筐体は金属製で堅牢、ハンドリングも容易です。専用のアプリソフトはマウス操作がし易く、測定設定条件の保存や呼び出し、測定データ(IQデータ)の記録や再生がスムーズに行え大変便利です。
電源はPCのUSB3.0ポートからの給電で、5V-0.67A-3.35Wです。

特長

  • 測定周波数範囲は 100Hz から 6.2GHzです。
  • 周波数レンジはLow band(100Hz~2MHz)とHigh band(1MHz~6.2GHz)の2レンジになります。
  • SPANはFFTモードでは、100Hz~1.35MHz、PLLモードでは1.35MHz~6.188GHzの設定が可能です。
  • FFTモードでの Sweep timeは3.33ms~40s、RBW (resolution bandwidth)は0.2Hz~27KHzです。
  • PLLモードでの Sweep timeは262ms~200s、RBWは10KHz~1MHzです。
  • 測定レンジは -140dBm から 24dBmでノイズレベル(DANL) は-140dBmです。
  • 形状は100mm x 25mm x 25mmで重さはわずか95g、片手で扱いやすい大きさです。
  • 電源はPCの3.0USBポートからの給電でOK。0℃~+50℃の環境で使用可能です。
  • 付属品はN→SMA変換するコネクタ、PCと接続するUSBケーブル、I/Qポート用のMMCXケーブル、アプリケーションソフト。

アプリケーションソフト

付属のアプリケーションソフトは 標準的なデスクトップスペクトラムアナライザのパネル面に似せてデザインされていますので、特別な学習無しに使用することが出来ます。タッチスクリーン機能も有ります。

VSA6G2A アプリケーションソフトウェア ダウンロード(rar圧縮ファイル) VSA6G2A APIプログラム ダウンロード(rar圧縮ファイル)  

ソフトの使い方はこちらをご覧ください。

外観(コネクター関係)

  1. RF input 周波数   N connector (female) RF入力(アンテナ接続口)
  2. USB Mini connector  Mini-B USB connector PCとUSB接続
  3. IP    MMCX connector I port positive出力
  4. IN    MMCX connector I port negative出力
  5. QP    MMCX connector Q port positive出力
  6. QP    MMCX connector Q port negative出力
  7. Clock    MMCX connector Clock 出力
  8. Pulse    MMCX connector Trigger 入力

仕様

機能仕様
周波数レンジ100Hz ~ 6.2GHz
Low Band:100Hz ~ 2MHz、High Band:1MHz ~ 6.2GHz
最小設定周波数ステップ1Hz
周波数基準安定度10MHz 安定度 ± 0.28ppm(-10℃~ +50℃)
span レンジFFT モード:100Hz ~ 1.35MHz、
PLL モード:1.35MHz ~ 6.188GHz
RBW( 分離可能帯域幅 ) レンジFFT モード:0.2Hz ~ 27KHz:50 ~ 500 10step)
PLL モード:10KHz ~ 1MHz:1,2,3,5 step
VBW( ビデオバンド幅 ) レンジ2.3KHz ~ 150KHz (PLL scan mode)
測定範囲DANL ~ +24dBm(CW)、DANL ~ +28dBm(パルス、HighBand)、
DANL ~ +10dBm(CW およびパルスの LowBand)
DANL( 測定可能な最小信号 )レベルLowBand:-90dBm
1MHz ~ 500MHz:-140dBm
500MHz ~ 4.5GHz:-135dBm
4.5GHz ~ 6.2GHz:-130dBm
測定モードNormal、Sample、Average、Max、Min
マーカーの読取り周波数分解能:0.1Hz レベル分解能:0.01dB
Sweep timeFFT モード:3.33ms ~ 40s、PLL モード:262ms ~ 200s
Full span sweep time:820ms
復調機能Analog 復調:AM,FM,PM,ASK,FSK,PSK
Digital 復調:MSK,GMSK,I/Q data,I/Q Phase shift,EVM,Eye diagram, Constellation
Phase 復調:BPSK,QPSK,8PSK
アナログ I/Q 信号出力IP,IN,QP,QN(MMCX connector) フィルタレンジ 4MHz ~ 40MHz(290KHz step)
オペレーティングシステムWindows7/8/10 64bit または32bit ( 推奨 : Windows10 64bit)
USB3.0 必須
プロセッサ i5 またはi7 を推奨
最大入力電圧CW RF 信号:30dB 1 分以内、 DC:± 25V
寸法 ( 本体) / 質量 / 電源100mm(L) × 25mm(W) × 25mm(H) / 95g / USB3.0 ポートより 5V
梱包内容
1)本体(100mmx25mmx25mm)   1個
2)ミニタイプUSBケーブル      1本
3)SMA-MMCX変換ケーブル  1本
4)N-SMA変換アダプター 1個
5)CDPCアプリケーション、マニュアル  1枚
6)160x110x40mm プロダクトケース  1個

1.VSAのアプリケーションソフトのインストール

アプリケーションソフトのインストールは添付のMini CDをセットし、SW_fileフォルダの中のsetup.exeをクリックします。
インストール完了後、VSAアイコンがデスクトップに表示されます。
VSAアプリケーションは、C:\Program Files(x86)\Triarchy Tech\VSA Spectrum Analyzerにインストールされております。
※添付のMini CDは破損しやすいので取扱いには注意して下さい。
PCのTempフォルダにBUCKUPを取る事をお勧めします。
アプリケーションソフトはホームページからもDownload出来ます。

2.アプリケーションデータの保存場所

C:\Users\Username\Documents\Triarchy Tech\TSA Spectrum Analyzerに下記の各フォルダーが作られます。

1)Calibrationフォルダ:
本体のキャリブレーションデータのアップデート時に使用します。現在は空です。
現在のキャリブレーションデータはすでにUSBデバイスにインストールされています。

2)Hardcopyフォルダ:
Hardcopyキーによって波形画面を取り込みます。その画像ファイルは、C:\Users\Username\Documents\Triarchy Tech\TSA Spectrum Analyzer\Hardcopyに保管されます。

3)LimitLineフォルダ:
Limit lineファイルを保管します。Limit lineについては、マニュアルの3.11 Limit line機能(P21)を参照下さい。

4)Recordフォルダ:
TSAアプリケーション用に予約しているフォルダーです。現時点では使用しておりません。

5)ReferenceLineフォルダ:
Reference lineファイルを保管します。

6)Settingフォルダ:
プリセットや特定の設定内容を保管します。

3.VSAのアプリケーションソフト画面の説明

  1. ユーティリティキー
    各種ユーティリティー機能を選択します。
  2. データ表示モード切替
    Current、MAX、Density、Waterfallの表示の指定をします。
  3. データ表示エリア
    スペクトル波形や信号の復調波形を表示します。
    マウスの左キーを押したまま動かすと画像を上下に動かせます。
  4. 各ファンクションの設定値表示
    周波数、振幅、RBW、スイープなどの各ファンクションの設定値を表示します。
  5. ファンクションの詳細項目設定
    各ファンクションキーとユーティリティの詳細項目を設定します。
  6. ファンクションキー
    ファンクションの選択エリアです。入力周波数、スパン、振幅、復調の方法などを指定します。
  7. 入力キー
    周波数と振幅とタイミングの数値と単位を入力します。
  8. VSA6G2Aの情報
    PCに接続されているVSA6G2A/Bの情報(プロダクト名、S/N、接続ステータス)が表示されます。

4.アプリケーションソフトの使い方

1.携帯電話の電波を調べる
  1. アンテナの接続
    VSA6G2Aに920MHz帯のアンテナを接続します。
    920MHz帯のアンテナが無ければ、2.4GHzでも、400MHz帯のアンテナでも構いません。
    アンテナインピーダンスは50Ωの物を接続してください。

  1. プログラム起動
    VSAアプリケーションプログラム(以下VSAアプリと記載)を立ち上げます。
    VSA6G2Aを接続していない場合は、VSAアプリ画面には何も表示されません。

  1. VSA6G2Aをパソコンに接続
    VSA6G2AをPCのUSB3.0のポートに接続します。
    正しくコンタクトできた場合は右の図の様にVSA6G2Aの情報がアプリ画面の「VSA6G2Aの情報エリア」に表示されます。
  1. センター周波数の設定
    の「Freqency」を選択して、の「Center Freq」をクリックします。
    の「Center Freq」の所に窓が開きます。そこにのテンキーまたはキーボードで“870”と入力し、の「MHz」を選択しての「Enter」をクリックします。

  1. スパンの設定
    の「Span」をクリックし、の「Span」をクリックします。
    の「Span」の所に窓が開きます。
    そこにのテンキーまたはキーボードで“100”と入力し、の「MHz」を選択しての「Enter」をクリックします。

  1. 確認
    波形はの様に平坦になります。
    の「Center」周波数、の「Span」を確認して下さい。
    Center周波数を中心にSpan周波数の1/2づつが左右の橋の周波数となります。

  1. アンプリチュード「Amplitude」の設定
    の「Amplitude」を選択して、の「Amplitude」をクリックします。
    の「Amplitude」の所に窓が開きます。そこに⑬のテンキーまたはキーボードで“-50”と入力し、の「dBm」を選択しての「Enter」をクリックします。

  1. 確認その2:携帯の電波の確認
    携帯電話の波形が表示されます。
    には「Center」周波数、には「Span」周波数、には「Amplitude」の各設定値が表示されます。

  1. 応用:Wi-Fi 950MHzの測定
    「Frequency」の「Center」周波数を950MHzに設定します。
    Wi-Fiの950MHzの波形が観測されます。
  1. 応用:Wi-Fi 2.4GHzの測定
    「Frequency」の「Center」周波数を2.44GHzに設定します。
    Wi-Fiの2.4GHzの波形が観測されます。
2.電波の周波数が分からない

測定する電波の周波数が分からないなど、どんな電波が出ているのかを調べる時は、Full Spanモードを使って、スペアナの全ての帯域を画面に表示させます。
次に、Amplitudeを-70dBm(最大の増幅レベル)に設定します。

  1. スパンの設定
    の「Span」をクリックし、の「Full Span」をクリックします。

  1. アンプリチュード「Amplitude」の設定
    の「Amplitude」を選択して、の「Amplitude」をクリックします。
    の「Amplitude」の所に窓が開きます。そこにのテンキーまたはキーボードで“-70”と入力し、の「dBm」を選択しての「Enter」をクリックします。

  1. 確認:100Hz~602GHZの全ての電波を観測
    の観測波形から、の周波数を読んで、観測したい電波を絞り込みます。
    絞りこみの操作は、「Frequency」の「Center」周波数を観測したい周波数にセットします。

  1. 画面のスクロール
    画面上にマウスポインタを置き、マウスの左ボタンを押しながらドラッグします。画面が上下にスクロールします。