モーター、ポンプ、コンプレッサ、溶接機、冷蔵庫、大型ファンなど、通常の運転中には大きな電流が流れませんが、始動時には瞬間的に大きな電流が流れます。これを「始動電流」と呼び、通常の運転時の定格電流の数倍から数十倍程度に及びます。一般的な交流電源(周波数変換器)では、始動電流が短時間であっても過負荷耐量がないため、その始動電流のピークに合わせた容量の選定が必要です。当社の交流電源は時限電流リミットおよび過電流フォールドバック機能を備えており、定格電流内でモーターの起動シーケンスを繰り返し行い、運動エネルギーを惰性で制御し、モーターの駆動を可能にします。これにより、導入コストを抑えることができます。
テストイメージ

特長
- 三相で3kVA~90kVAをラインナップ。結線が三相4線式なので三相3線としても使用可能
- 単相で500VA~6kVAをラインナップ。SWタイプでは2U で3kVA、4Uで6kVAとコンパクトサイズ
- 世界各国の系統模擬に最適な相電圧350Vrms、600Vrmsのオプションを用意