750W以上の回転機で、電機子および界磁巻線で構成されるモーターの絶縁抵抗試験では、通常負極性の500V〜10,000Vの直流電圧で試験します。古いモーターなど環境化において湿気が存在する場合、正極性で試験すると異なる絶縁抵抗値となる電気浸透の現象が稀に見られます。IEEEStd43-2000(モーターの絶縁抵抗試験)において、電気浸透の現象に対応するには、負の極性が好ましいと記載されており、絶縁抵抗の読み取りは、試験直流電圧を1分間印加した後に実施することが推奨されております。
テストイメージ

特長
- 負電圧出力により、PIDテストやモーターの絶縁抵抗試験(IEEEstd43規格)などに対応
- ランプアップ・ランプダウンコントロール搭載
- 便利な8chスキャナを搭載したモデルを準備(SE7441)