NDI/SDI変換用ゲートウェイ
「BRIDGE NDI 3G」 実機動作レポート

出典元:AJA-JP

AJA社、NDI/SDI変換用ゲートウェイ「BRIDGE NDI 3G」の販売に先立ち、実機による評価を行いました。実機単体チェックはもちろん、ネットワークSWや4K非圧縮サーバー用いてのシステムテストも敢行しました。
テスト概要と評価結果をレポートいたします。
詳細につきましては、弊社までお気軽にお問い合わせください。

システム接続内容

【システム構成図】

1. UDR-N60【非圧縮4K/60サーバー_2式】

   ↓ <4K/60P_4系統 ※3G-SDI×16本>

2. AJA BRIDGE NDI 3G【SDI/NDI変換】

   ↓ <NDI  ※RJ45>

3. NETGEAR M4250【10GbEスイッチ】

   ↓ <NDI  ※RJ45>

4. AJA BRIDGE NDI 3G【NDI/SDI変換】

   ↓ <4K/60P ※3G-SDI×4本>

5. AJA Hi5-4K-Plus【SDI/HDMI変換】

   ↓ <4K/60P ※HDMI2.0>

6. 4Kモニタ

【システムテスト写真】

ネットワーク伝送の検証

【目的】
 着眼点としては、GbE環境における、4K映像の実用性の検証としました。
【結論】
 4K/60P_2系統は問題なく伝送できました。一方、3系統以上では、映像の乱れが生じました。メーカーからの参考値は@380Mbpsですので想定通りとはいえます。とはいえ、ケーブル1本で4K/60P、しかも2系統を伝送できました。改めてNDIの利便性を実感した次第です。

各種の評価

1. 出力映像の主観および客観評価
 客観評価ではVP4000(K-WILL製)をもちいて評価を実施しました。いずれも実用性には問題ないクオリティを確認しました。しかしながら、あくまでも当社環境での結果ですので、デモ機によるお客様自身(環境)でのご検証を提案いたします。
2. 信号品質評価
 波形モニタを用いてのアイパターンの規格内確認も行いました。

【アイパターン】

まとめ

 伝送や画質、UIの利便性など、総合評価として好結果を得ることができました。
 NDI構築を検討されたいお客様へ、自信をもってお勧めいたします。

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