XDをちょっと工夫して使う

XDの以下の便利な使い方3種をご紹介致します。
・ファイル変換(全モデル共通)
・HDVカメラとの接続(入力付きモデル)
・フレームコピー(XD-240F入力付きモデル)

ファイル変換(全モデル共通)

BMPファイルは便利ですが、アップロード速度が(UMIに比べると)遅いのが難点です。そこで、よく使うファイルは下記のような手順で高速なUMIファイルに変換してはいかがでしょう?

1. フォルダを作成します。
2. BMPファイルをアップロードします。
3. UMIファイルでダウンロードします。

同様に、「UMIでアップロードしてBMPでダウンロード」といったことも可能です。

HDVカメラとの接続(入力付きモデル)

ちょっとしたテスト画像が欲しい、そんなときは民生HDVカメラを使ってみてはいかがでしょうか?「HDMI – DVI変換ケーブル」でXDに接続するだけで、デジタルハイビジョン映像を記録することができます。

1. HDMI – DVI変換ケーブルでHDVカメラとXDを接続します。
2. カメラの設定を1080iにします。(詳しくはカメラの取扱説明書をご覧下さい)
3. 1920×1080 8bit 4:4:4のフォルダを作成します。
4. HULLHD60Iのビデオフォーマットを設定します。
5. フォルダをオープンして記録します。

詳しくは以下のXDGUIマニュアルをご参照ください。

7. 再生と収録の操作
5.2 入力ビデオ設定
5.10 入力信号解析

フレームコピー(XD-240F入力付きモデル)

「パターン描写」を使うと手軽にテストパターンを高速に描くことができます。それでも、何百フレームも同じパターンを描くと時間がかかりますよね。そんな時はXDの特徴である「再生と記録が同時」を活用してみてはいかがでしょうか。

  1. フォルダを作成します。
  2. 0フレーム目にパターンを描きます。
  3. M1のLink-A出力とM2のLink-A入力をDVIケーブルで接続します。
  4. M1でフォルダを開きます。
  5. M1で0フレーム目を表示します。
  6. 同じフォルダをM2で開きます。
  7. M2で1フレーム目を表示します。
  8. M2でRECボタンを押します。これでM1から出力されている映像(0フレーム目のテストパターンが1~最終フレームまで記録されます。

ちょっとした工夫でXDはますます便利になります。これからもどうぞXDをご活用ください。