固体絶縁の破壊電圧は、電圧印加時間とともに低下するという現象(V-t特性)は古くから知られており、試験に使用されるV-t試験器は、印加電圧(V)と絶縁破壊が起きる時間(t)を測定することで寿命推定データを得ることができます。
当社3800シリーズは連続出力が可能で、アワーメータとの組み合わせにより試験時間の測定と、破壊時の遮断電流を任意の電流で設定でき、高機能なV-t試験機として使用できます。
また、UPSを使用し瞬停や停電にも対応したバックアップ電源として運用することで、長期間にわたり取得したデータを損なうことなく、信頼性の高い試験を継続して実施できます。
解説

特長
- 軽量(5.46kg)・2UでA4サイズのコンパクト設計。19インチラックに2台並べて組み込み可能
- 電流測定分解能が0.1μA(DC)、1μA(AC)と、微小電流まで測定と遮断電流の設定が可能
- URシリーズは19インチラックタイプ。3800シリーズと合わせてシステムラックへ実装可能