燃料電池ショートスタック評価に最適な0V入力対応大電流電子負荷システム

FCの大容量化に伴い、1000A以上の放電試験要求が増えています。セル発電電圧は0.6V~0.8V程度のため、0V入力対応電子負荷(負荷端子0Vでも定格電流を流せる電子負荷)を用いて試験・評価を行いますが、一般的な0V入力対応電子負荷は最大電流が100A程度です。そのため、マスタースレーブで並列数を増やして負荷電流を拡張しますが、別途システムラックや配線用の大電流負荷ケーブルの準備・実装が必要となります。
当社の0V入力対応大電流電子負荷システムは、500A、1000A、1500A、2000Aの4機種をラインナップしています。手間のかからないシステムラック一体型で、電流による負荷ケーブル内部抵抗で降下する電圧に応じた-電圧調整機能を備えつつ、低コストで導入可能です。

テストイメージ

燃料電池用0V入力対応電子負荷


 

特長

  • 500A~2000Aの大電流に対応。スタック発電に合わせて5kW~20kWをラインナップ
  • 放電試験に便利なCC+CV、CP+CVモードを標準装備し、外部アナログコントロールも可能
  • 負荷ケーブルの内部抵抗で降下する電圧に応じて、-電圧の調整が可能(-10Vまで)

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