大容量の燃料電池の放電特性評価には、回生型直流電子負荷を使用することが一般的です。回生させることで、電子負荷の省スペース化と、負荷電力を熱に変えず回生電力として再生し、省エネ化することができます。ただし、発電電力が大きい場合、構内回生だけでは消費しきれず、逆潮流の発生や回生電力の容量に合わせた系統電圧源の準備が必要です。ドロッパー(熱変換)方式の大容量電子負荷は、廃熱量が非常に大きく、換気装置や排熱ダクトが必要となりますが、逆潮流の心配や回生電力に合わせた系統電圧源を準備することなく、100~240Vrmsで駆動可能です。
テストイメージ

特長
- 5kWで単位で最大25kW。定格電圧150V、600V、1000Vを準備。1台辺り最大2000Aに対応
- 電流ステップなど詳細設定可能なMPPTモード(CCモード・山登り法)をオプションで準備
- 高速電流制御テクノロジーを採用し、外的要因に対して「壊れずらい」電子負荷を実現!
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