一般的な回生型電子負荷は、回路の特性上、最小動作電圧が数Vから数十V程度必要です。また、最小動作電圧以下の電圧では動作保証がされておらず、放電時の挙動によってはDUT(被試験デバイス)を故障させるリスクがあります。しかし、Ene-phant®シリーズの回生型直流電子負荷は、回生方式でありながら0V入力に対応しています。さらに、高電圧1500V入力モデルもあり、フルスタックの燃料電池の放電特性(I-V特性)において、非常に低い電圧まで放電が可能です。これにより、これまで評価が難しかった大電流・低電圧時の放電特性も試験することができます。
テストイメージ

特長
- 回生電力ノイズCISPRのClassA及び系統連系規定に準拠しており、PCSとして使用可能!
- 最大1500V。燃料電池評価に最適な0V入力にも対応し、高電圧と0V駆動を両立!
- 最大250kWの容量拡張。350Vタイプで1500A、1500Vタイプで500Aの大電流まで拡張可!
関連製品
回生型直流電子負荷「Ene-phant®シリーズ」
350V/750V/1,500Vの3種類の電圧に対応した大容量50kWの直流入力の回生型電子負荷です。並列接続により最大5台まで負荷拡張が可能です。