脱炭素社会の実現のために、二酸化炭素を大量に排出する化石燃料の「代替エネルギー」として水素の利用が注目されています。水素の製造にはさまざまな方法がありますが、電解槽を用いた水の電気分解による製造において直流電源が使用されます。ADG-PLUSシリーズは電解槽のサイズに応じて、カスタムで準備する専用電源とは違い、標準品で必要な電流をフレキシブルに構成することが可能で、試験や実験に合わせて拡張することが可能です。また水素製造試験以外にも、直流電源として使用することができ、遊休設備とせず必要時期に応じて使用することができます。
テストイメージ

特長
- 非常停止・インターロック機能を標準搭載。安全に大電流の取り扱い操作が可能
- 入力電圧は標準で三相400V。設備に合わせて三相200V又は480Vのオプションを準備
- 外部制御可能なアナログ制御およびシリアル通信(RS-232C/RS-485/USB/LAN)を搭載