リチウムイオン電池はセパレータ、正負電極、外装で構成されており、素材の絶縁不良や製造上に生じたギャップが発生した場合、フラッシュオーバー電流が流れます。長時間その状態が続くと絶縁劣化を引き起こし、最終的に絶縁不良による火災事故につながります。その為耐電圧試験を実施しますが、一般的な耐電圧試験器にはフラッシュオーバー電流の検出機能が搭載されておらず、検出機能のある耐電圧試験器が必要となります。
テストイメージ

特長
- アーク検出機能にてフラッシュオーバー電流の検出(感度1~9)がリアルタイムに可能!
- 耐電圧試験器としては小型、高さ2U でA4サイズの幅と奥行で約5.4kgの軽量設計
- コンパクトな筐体に耐電圧(AC/DC)と絶縁抵抗の3つの試験モード機能を搭載