固体絶縁の破壊電圧は、電圧印加時間とともに低下するという現象(V-t特性)は、古くから知れており、試験に使用されるV-t試験器は印加電圧(V)と絶縁破壊の起きる時間(t)を測定することで寿命推定データを得ることができます。弊社ESTシリーズは連続出力が可能で、アワーメータと組み合わせにより試験時間測定と、破壊時の遮断電流を任意の電流で設定することができ、高機能なV-t試験機として使用することが可能です。モデルによってAC5kVとDC6kVのAC/DC兼用のV-t試験器としてもお使いいただけます。
また短時間(急速昇圧)試験に対応しており、絶縁耐力試験にも使用することができます。
また短時間(急速昇圧)試験に対応しており、絶縁耐力試験にも使用することができます。
テストイメージ

特長
- 軽量(5.46kg)・2UでA4サイズのコンパクト設計。19インチラックに2台並べて組み込み可能
- AC5kVとDC6kVの出力が可能。また急速昇圧試験に対応。絶縁耐力試験にも使用可能
- 電流測定分解能が0.1μA(DC)、1μA(AC)と、微小電流まで測定と遮断電流の設定が可能