OVP試験でうまく保護が検出できません

OVP TEST時、

  1. thを横切っていないかを確認する
  2. 出力を設定し、待機する(set time)
  3. 出力を停止して所定時間待機する(待ち時間が設定されている場合は)(wait time)
  4. 1から繰り返し

の順でソフトウェアが判定を行います。

OVP時に電源がショート状態になるようなタイプのものであれば、OVの電流リミッターが働き電源の出力端電圧が下がりますので連続可変でもOVP検出ができます。

逆に、電源の出力端がショートにならないタイプのものはOV電源により電圧が印加されたままになり、保護が働いているかを確認することができません。そういったタイプのものは休み時間を入れる方法でOVの動作が判別できます。ただし、自動復帰しないものに限ります。