
PW-600E 用の自動検査ソフトウエアPowerTestSite とPW-5000 用の自動検査ソフトウエアPowerTestSiteMINI, PowerTestSitePRO は 外観・操作性共に互換性があります。ソフトウエアの説明につきましてはPowerTestSite について記述しておりますが、特に断りのない限り PowerTestSiteMINI, PowerTestSitePRO も共通とお考え下さい。
| PowerTestSite | 対象製品:PW-600E | ¥150,000 |
| PowerTestSite MINI | 対象製品:PW-5000(小規模システム) | ¥98,000 |
| PowerTestSite PRO | 対象製品:PW-5000 | ¥500,000 |
| ソフトウェア名称 |
PowerTestSite PTSmini |
PowerTestSite MINI | PowerTestSite PRO |
| 対象製品 | PW-600E | PW-5000 | PW-5000 |
| ハードウエア機器構成 (制限事項) |
model-600E が1 台以上 組み込まれていること 負荷5 ~ 20 チャンネル |
負荷1 ~ 4 チャンネル GP-IB 機器台数5 台以下 |
負荷1 ~ 20 チャンネル |
PowerTestSiteは次の4種類のソフトウェアで構成されています。
| ソフトウェアの名称 | 概要 |
| Project Manager(プロジェクトマネージャ) | 検査プログラムや検査結果(データファイル)などを一括して管理するためのソフトウエアです。 |
| Editor(エディタ) | 検査プログラムの作成・編集を行います。 |
| Execute(エクスキュート) | 検査プログラムを実行し、検査結果をデータファイルとして保存します。 |
| Data View(データビュー) | データファイルの中から必要なものを抽出し、Microsoft Excel に転送します。これにより検査成績書 を作成することができます。 |
| 機種 | IBM PC-AT 互換機 |
| CPU | Pentium Ⅲ 1GHz 以上 |
| メモリ | 512MB 以上 |
| HDD | 5GB 以上の空き容量 |
| OS | Microsoft WindowsXP, Windows Vista |
PowerTestSite では、下図のような流れにそって自動検査を実行します。Editor で検査プログラムの作成・編集を行い、 Execute でこれを実行します。Execute により保存されたデータファイルの中から必要なデータをDataView により 抽出し、Excel を使って検査成績書を作成します。

| ファイルの名称 | 説明 |
| 検査プログラムファイル | Editor により作成した検査プログラムが保存されます。 |
| 機器構成PSF ファイル | ハードウエア構成の登録内容が保存されています。このファイルの内容を変更することにより様々なハードウエア構成に対応することができます。ファイル形式はXML 準拠のテキストファイルとなっており、メモ帳等のソフトウエアで編集することができます。 |
| 検査結果データファイル | 検査結果(数値データ、良否判定結果など)が保存されます。ファイル形式はMicrosoft 社のデータベースソフトウエアAccess 互換のMDB 形式となっています。 |
| 検査成績書作成支援機能 | ||
| 機能名称 | 概要 | |
| 1. | データファイル抽出 | データファイルの中から各種条件を指定し、抽出することができます。 |
| 2. | Microsoft Excel 連携機能 | 抽出された検査データをMicrosoft 社のExcel に転送し、Excel を使って検査成績書を作成することができます。 |
Project Manager は検査プログラムや検査結果(データファイル)などを一括して管理するためのソフトウエアです。 以下の画面のように様々な検査対象電源の検査プログラムを写真付きでわかりやすく表示し、検査プログラムの編集 や検査の実行を行うことができます。
また、製品がバーコードで管理されていればバーコードリーダにより読み込まれた情報をもとに、その機種の検査プ ログラムを読み込んだり起動することが出来ますので検査プログラムの間違いを排除し、同時にシリアル番号の入力 をスピーディに行なうことができます。
以下の例では検査対象電源をデジタルカメラで写真を撮り、そのファイルをProject Manager の検査プログラムアイ コン(ボタン)に登録したものです。このように実際の電源の写真を見ながら検査プログラム編集や検査実行を起動 することができますので、わかりやすく間違いがありません。

Editor は自動検査プログラムを作成・編集するためのソフトウエアですが、プログラミングの知識は全く必要ありま せん。あらかじめ用意されたスイッチング電源の試験項目の中から必要な項目を選択し、テストパラメータを選択、 入力するだけで容易に検査プログラムを作成することができるからです。
| 右の例はO.C.P.(過電流保護)機能試験項目の例となっております。このようなテンプレートが用意されており、O.C.P. 試験に必要 なパラメータを入力すればプログラム作成は終了です。他の試験項目についてもこのようなテンプレート形式でプログラムを作成するようになっております。 | ![]() |
Execute ではEditor により作成された検査プログラムを実行し、検査(測定)結果をPC のハードディスクに保存します。
以下の例のようにロット番号、シリアル番号等の入力を行いスタートボタン(OK)を押すと検査を開始します。
このとき、バーコードリーダを利用すればシリアル番号入力の手間を省き、バーコードリーダのスキャンと同時に検査を開始することができます。

Data View ソフトウエアでは検査プログラムで取得された検査結果(データファイル)の中から必要なものを抽出し、 下図のようにMicrosoft Excel のワークシートに転送することができます。
Data View の抽出機能によりロット番号やシリアル番号、検査日時等で絞り込んだ結果をMicrosoft Excel に転送し、 Excel 側であらかじめ作成した様式で検査成績書を印刷することができます。

PW-600E は初代の検査システムから数えると第3 世代となっており、おおむね下表のような製品構成の流れとなっています。
| 初代 | 第2世代 | 第3世代 | 備考 | |
| システム名称 | PTS-500 | PW-600 | PW-600E | |
| ソフトウェア | UPIS | PowerTestSite | PowerTestSite | |
| OS (オペレーティングシステム) |
MS-DOS | Windows98 Windows2000 |
WindowsXP Windows Vista |
|
| PC インターフェース | 専用バス | USB (IFX-500) | USB | PW-600 は専用バスからUSB に変換するためのインターフェース(IFX-500)が必要です。 |
| 交流入力部(交流電源) | model-502 model-502P model-512 |
model-502P model-512 |
model-602 | PW-600, PW-600E は他の交流電源にも対応しています。 |
| 直流入力部 (直流電源コントローラ) |
model-509 model-513 |
model-509 model-513 |
model-519 | 直流電源コントローラ以外に直流電源が必要となります。 |
| 出力部(測定・負荷) | model-500 model-501 |
model-500E | model-600E | PW-600, PW-600E はELシリーズ等の単品電子負荷も追加可能です。 |
| リップル測定方式 | RC-01 | RC-01 | RC-01 / RC03(選択可能) | RC01:パルス幅デューティ比設定方式> RC03:デジタルピークホールド方式 |
旧OS(MS-DOS)のPTS-500 をお使いのお客様が現行のWindows 版に移行する場合、次のような方法があります。
※upis2pts について
旧MS-DOS 環境とWindows 環境ではPC の実行速度などが全く同じではないことから、upis2pts で変換・作成さ れたWindows 版の検査プログラムは100%の動作保証を行っておりません。変換された検査プログラムの中にタ イマーステップなどを挿入するなどの作業が必要になる場合があります。