MJM-631U [CD Jitter Meter Unit]

概要

本器は、1枚のボードにジッタ測定回路を内蔵した標準速CD専用測定ユニットです。
CDまたはCD-ROMドライブから出力されるデータ(EFM)信号の3T 成分を分離抽出して、そのジッタ量をリアルタイムに測定します。
また、測定方式はT/V変換方式のため高速度測定が可能です。

特長

  • ジッタ量を標準偏差(シグマ)で表示します。
  • ジッタ測定方式がT/V変換方式のため、ジッタ変動量が連続的に読み取れます。
  • 3T信号の立ち下がりおよび立ち上がりのどちらの極性でも測定できます。
  • 周期補正回路の強化によって、シンメトリのずれた信号に対してもより安定な測定を行なうことができます。
  • 制御信号によるリモートコントロールができます。

仕様

入力部
入力信号(データ信号)入力信号(データ信号) EFM信号(RFまたは2値化信号)
クロック周波数4.3218MHz
入力レベル範囲入力レベル範囲 0.3~5Vp-p
入力インピーダンス 入力インピーダンス 約1MΩ 不平衡
測定部
測定範囲 2.5T(578ns)~3.4T(787ms)
パルス幅補正範囲 694ns±0.5T(115ns)以内
測定方式3T信号のジッタを1シグマ値で出力
測定レンジ(RANGE) 30/60ns
測定エッジ(POLARITY)入力信号の立ち上がり,立ち下り
入出力端子(REMOTE)
RECORDER出力レベル 30nsレンジ選択時 : 30ns/V ±0.05V(開放端)
60nsレンジ選択時 : 60ns/V ±0.05V(開放端)
RECORDER出力インピーダンス 600Ω ±10%
POLARITY切り替え入力TTL入力
RANGE切り替え入力 TTL入力
Data enable出力TTL出力
オプション
入力抵抗50Ω変更 入力抵抗を50Ωに固定
動作環境および外形
要求電源電圧+7~+15V(DC) 0.3A以上
-7~-15V(DC) 0.3A以上
動作温度範囲0℃ ~ +40℃(性能保証温度範囲 +15℃ ~ +35℃)
基板サイズ 150×150mm(高さ約35mm、ケーブル類は除く)
止め穴個数4箇所(φ3.5-4)
質量約0.63kg

基盤寸法図

※記載されている仕様・デザイン等は、性能・品質改善の為予告なく変更させて頂く事があります。

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